史上最高額のロレックスはいくら?
時計好きなら誰もが憧れる高級腕時計ブランド、ロレックス。そのロレックスの中でも、史上最高額で落札されたモデルが2022年11月、ジュネーブのオークションハウス?フィリップスで競売にかけられました。
落札されたモデルは、ポール?ニューマンが愛用していた「Ref.6239 コスモグラフ デイトナ 偽物」。1968年に妻から贈られたもので、文字盤に「DRIVE CAREFULLY ME(気を付けて運転してね)」の刻印が入っているのが特徴です。
この時計は、ポール?ニューマンが映画「栄光のル?マン」で着用していたモデルと同型。ポール?ニューマンの遺族がオークションに出品したことも話題となり、世界中のコレクターが注目を集めました。
そして、落札金額はなんと1,941万6,250スイスフラン(約26億円)!これはロレックス史上最高額であり、腕時計全体のオークション史上でも第4位の高額落札となりました。
この落札額の高騰は、ポール?ニューマンの伝説的な地位、希少性、そして時計の美しい状態が要因として挙げられます。ロレックスのコレクターの間では、ポール?ニューマンが所有していた「ポール?ニューマン?デイトナ」が特に人気で、オークションに出品されるたびに記録を更新しています。
今回の落札額は、ロレックスの人気の高さと投資対象としての価値の強さを改めて示しました。ロレックスは単なる時計ではなく、歴史的な逸話やコレクターズアイテムとしての付加価値が加わると、その価値は飛躍的に上昇するのです。
また、今回のオークションでは、ポール?ニューマンの妻が所有していた「Ref.6062 ロレックス コスモグラフ デイトナ」も出品され、547万5,000スイスフラン(約7億3,000万円)で落札されました。
この2本の時計の落札額を合わせると、なんと32億円以上にもなります。ロレックスのコレクターにとって、まさに夢のようなオークションとなりました。
ちなみに、史上2番目に高額で落札されたロレックスは、2017年にニューヨークのオークションで落札された「Ref.6062 ロレックス コスモグラフ デイトナ」で、1,775万2,500ドル(約19億円)でした。
ロレックスは今後も世界中のコレクターに愛され、投資対象としての価値も高まり続けると予想されます。その魅力は、単なる時計としての機能を超えて、歴史的価値やコレクターズアイテムとしての付加価値にまで及んでいるのです。